ホームページスペース・・・どのプランでもOK
【WordPress超入門】レンタルサーバーの選び方と予算別おすすめのレンタルサーバー4選｜分かる！初めての方へ分かりやすく解説！
ナナスタ
今回は、WordPressをインストールする前に大事な「レンタルサーバーの選び方」と予算別のおすすめのレンタルサーバー4選を、初めての方へ分かりやすくご紹介します。それでは、ごゆっくり見ていってください！
レンタルサーバーのシェアをチェック！
まずは、こちらをご覧ください↓
2023年2月現在、日本のレンタルサーバーのシェアです。
見てのとおり、上位４社「GMOインターネット」「さくらインターネット」「Xサーバー」「ロリポップ」で全体の8割をしめていることが分かります。（「GMOインターネット」は「ConoHa」と「お名前レンタルサーバー」などを提供しています）
シェアと価格帯から選ぶのがおすすめ！
初めての場合、特にこだわりがなければ「シェア」と「価格帯」から選ぶのがおすすめです。理由は下の方で解説いたします。
この４社、以下の3つの価格帯に分けることができます。（最安プランの場合）
- 月額約1,000円・・・ConoHa、Xサーバー
- 月額約500円・・・さくらインターネット
- 月額約300円・・・ロリポップ
つまり、シェアで選ぶなら、予算が決まればレンタルサーバーも自ずと1つまたは2つにしぼりこめることができるというわけです。
先に、この4つのサーバーの特徴についてご紹介します。
はじめてのWordPressにおすすめのレンタルサーバー4選とその特徴
【おすすめ１】Xサーバー
月額 / 990円～
- 高性能サーバー
- シェア第３位
高性能サーバーの老舗「エックスサーバー」。筆者も個人的におすすめ第１位のレンタルサーバーです。
運用サイト数230万件で国内シェアNo.1、高速、高性能のサーバーを採用し、長い実績があるレンタルサーバーです。信頼性が高いのでビジネスでも採用しやすい。
独自ドメインが１つ永久無料で取得できるのも嬉しいですね。
【おすすめ２】ConoHa WING
月額 / 891円～
- 高性能サーバー
- シェア第１位（暫定）
おすすめサーバーの２つ目は高性能サーバーの「ConoHa WING」。
2018年にサービス開始。レンタルサーバーとしてはかなり若い会社ですが、高速で良心的な価格で一気に人気上位のサーバーに上りつめました。レンタルサーバー界の中心的な存在なのは間違いありません。
独自ドメインが２つ永久無料で取得できるというサービスも他社にはない大きなメリットです。
【おすすめ３】ロリポップ
月額 / 220円～
- 格安サーバー
- シェア第４位
誰でも知ってる知名度No1「ロリポップ！」
「コストパフォーマンス満足度No.1」、ロリポップも本当に昔からある老舗のレンタルサーバーです。格安サーバーを選ぶなら間違いなく候補に入る存在でしょう。
格安サーバーの中でも機能や管理画面の操作性は一歩リードしています。安くても信頼性が高いサーバーを選ぶならおすすめのサーバーです。
WordPressを利用するには「ライト」プラン以上を選択する必要があります。
【おすすめ４】さくらインターネット
月額 / 425円～
- 中堅サーバー
- シェア第２位
とりあえず「さくら」にしておけば安心。
というくらい信頼性が高い中堅レンタルサーバー。予算は抑えたいけど、安心感もほしいという方におすすめ。こちらも昔から信頼度が高くビジネスでもよく採用されています。
カジュアルなシーンでは「ロリポップ」、真面目なビジネスシーンでは「さくら」と使い分けている方も多いのではないでしょうか。ただ、最近はビジネスでも「ロリポップ」を使うことが増えたので採用する機会が減っている印象。
WordPressを利用するには「スタンダード」プラン以上を選択する必要があります。
レンタルサーバーは「シェア」で選ぶのがおすすめな理由
情報量と信頼性
レンタルサーバーをシェアから選ぶのがおすすめな理由は、やはりなんといっても情報量の多さと信頼の高さ。
シェアが大きいということは、それだけユーザーが多いですし、ネットにもたくさんの情報がみつるメリットがあります。資金力も大きいので、サポートやサーバーの維持にかけられる予算も確保しやすいのです。
管理画面の使いやすさ、サポートも大事
管理画面の機能の豊富さと分かりやすさ、サポートの充実度も大事です。これらを比べると、やはり追随するサーバー会社はこれら４社にはかなわないのが実情です。
かなり昔のお話ですが、大量のユーザーのデータを消してしまうという事件をおこしたサーバー会社がありました。最近はありませんが、長い年月を経て淘汰されて勝ち残ったのが現在の上位４社というわけです。
WordPress用のレンタルサーバーのプランの選び方
次に、WordPressでホームページを作るにあたり、必要なプランについて解説します。
WordPressに最低限必要なもの
まず、WordPressに最低限必要なものを確認しておきましょう。
- ホームページスペース・・・インターネット上のホームページ公開場所
- データベース（MySQL）・・・記事データやサイトの各種データを登録しておく場所
といっても、WordPressに最低限必要なものって意外とこの2つだけです。そして、この2つはレンタルサーバーが用意してくれてるということですね。
ちなみに、データベースは「DB」と略されて書かれる場合があります。「MySQL」というのはDBのソフトの一つで、WordPressはいろんなDBソフトの中から「MySQL」を採用しています。
WordPressがインストールできるプランの見分け方
プランを選ぶ際は、この２つが付いているプランを選べば良いということになります。。↓ポイントはこちら
この「ホームページスペース」はどのプランにも付いているのですが、「データベース」は付いていないプランがあるので注意が必要です。間違ってプランを選んでも後から上位プランに変更できるサーバーがほとんどなので問題はありませんが、それはそれでいろいろとめんどくさい手続きが必要なので間違わないのが一番です。
格安レンタルサーバー「ロリポップ」の場合
実際に、格安レンタルサーバーの「ロリポップ」のホームページを確認してみたいと思います。
プランのページを見ると、「MySQL5」という文字が書かれていると思います（5はバージョンです）。そして、よく見ると一番安い「エコノミー」プランには「MySQL5」にチェックが入っていません。その下の「WordPress」もチェックが付いていないのもそういう理由ということですね。
プランの選び方のチェックポイント
レンタルサーバーのプランの選び方のチェックポイントは以下のとおり。
- 表示速度・・・ページがどれくらい早く表示できるか
- 安定性・・・障害が頻繁に発生していないか、発生してもすぐに復旧できているか
- 耐久性・・・たくさんのユーザーが同時アクセスしても耐えられるか
- 機能・・・WordPress簡単インストール、無料SSL設定など
- 容量・・・写真やテキストを保存できる最大容量
- サポート・・・電話対応があるか、窓口の営業時間、定休日
- プラン・・・プランが豊富に用意されているか、簡単に変更できるか
- 料金・・・ブログを手仕舞いするまで発生する維持費
- 無料ドメインの有無・・・ドメインが永年無料かどうか
レンタルサーバーの中でもプランによってかなりサービスに差がある場合があります。
基本的な内容は、高性能サーバーほどグレードアップしていきます。
はじめての場合は「⑥サポート」に電話窓口が用意されていると安心です。
「⑤容量」は、解像度の高い写真や動画をたくさんアップロードしたい場合は気にしておいた方がよいです。ただ、バックアップなども考えるとできれば小さくリサイズしてからアップロードしておくのがおすすめです。
そして、容量や性能不足を感じたら「⑦プラン」のアップグレードが簡単にできるかどうかも重用です。マイナーなサーバーだとこのへんの手続きがめんどくさいサーバーもあったりします。
そして大事な⑧料金。レンタルサーバーとは長い付き合いになります。10年間払っても許せる金額かしっかり検討することをおすすめします。
レンタルサーバーの引っ越しは大変
ドメインをレンタルサーバーに連携するのは意外と簡単なのですが、他の「レンタルサーバーへ引っ越し」となるとなかなか大変な作業になります。
レンタルサーバー会社もサーバーから出ていく人には不親切なものです。詳しい引っ越しの解説ページがあるわけがないので、自分で調べながらやる必要があります。
また、ドメインは引っ越しできても、WordPressの移行もこれまた一作業必要になります。移行できたと思っても表示が崩れたり画像が出ないというケースも。
そういうわけで、レンタルサーバーを一度契約すると、気軽に変更というわけにはいかないと思っておいたほうが良いです。「最初が肝心」
というわけです。
まとめ
以上、レンタルサーバーの選び方について詳しく解説してきました。もし、わからない点があればコメント欄からご質問いただければ幸いです。
次回は独自ドメインについても詳しくご紹介したいと思います。それではまた！
